なかおメンタルクリニック 院長 中尾 弘志(なかお こうじ)

わたしのことself-introduction

院長 中尾弘志

京都府京都市出身。市の中心部から離れた小さな田舎町に生まれ育ちました。その土地は平安時代から、寺院を中心にした地域コミュニティの中で、原始的な精神疾患治療が行われていた土地です。明治時代には日本最初の民間精神科病院が設立された土地でもあります。そのような話を医師になってから知り、運命めいたものを感じました。

川崎医科大学の学生時代はジャズ研究会に所属し、トランペットとコルネット、あと少しだけピアニカを吹いていました。毎晩部室でジャムセッションをしては酒を飲んで語り合うという「酒とジャズの日々」でした。この時代に即興演奏を繰り返す中で得られた感覚は、こころの治療と共通する部分があり、今でも治療者としての私の糧になっています。

所属学会・団体は日本精神神経学会、日本精神分析学会、日本集団精神療法学会、日本うつ病リワーク協会です。日本精神神経学会認定の精神科専門医で、精神保健指定医でもあります。専門は精神療法と薬物療法で、ここ数年は学生さんや働く世代の方たちの精神疾患の治療と、発達障害の治療を多く行ってきました。

趣味はあれやこれやと浅く広く手を出してしまう癖があります。ありていに言うとオールドタイプのオタクで、現在の主だった趣味は、漫画やゲーム、プラモデル制作です。天体観測・コーヒーを煎れること・料理・自転車・ボードゲーム・オーディオ・家具作りなども行ってきました。最近は『いつかまたジャズを演奏したいな』と思っています。

経歴carrier

平成10年 川崎医科大学(倉敷市)精神科学教室 入局・初期研修2年
精神科での研修に加え、神経内科、リハビリテーション科、救急科、総合診療部などでも、短期間ではありますが研修をさせてもらいました。
平成12年 公益財団法人慈圭病院(岡山市) 勤務・後期研修2年
主に男性閉鎖病棟と、男女混合開放病棟で治療に従事しました。
平成14年 財団法人河田病院(岡山市) 勤務
急性期治療病棟の立ち上げに関わり、病院全体の機能分化のプロジェクトリーダーを務めました。
急性期治療病棟と女性閉鎖病棟の管理医を兼務し、医局長を務めました。
平成26年 医療法人HIKARI CLINIC(岡山市) 勤務
大学時代からの先輩のクリニックで、入院環境のある病院での治療とはまた違う、外来のみのクリニックでの治療について、研鑽を積んできました。